予防法務とは?

 将来において契約の当事者間などで法的紛争が生じないように、 法律知識や法実務上のノウハウを駆使して事前に法的措置をとり、紛争そのものを生じさせない、 又は生じさせにくくすることで損害を未然に防ぐか又は軽減しようとすることです。

 一つ例に挙げると、他の人と約束をする際や会社と契約を交わす際に書面を作成しておくことがあります。

 友人・知人や親族間、取引先とで重要な契約や取り決めをする場合に、 相手を信用しているからなどと安易な考えから契約書等の作成をしなかったばかりに、 後日その口約束を破棄されたり、とぼけられたりしてしまって最悪の場合は訴訟にまで発展して 莫大な費用と自由な時間を奪われた上に精神的なダメージもかなりのものとなり、 結果として信頼関係が破壊されて取り返しのつかない事になることが多いのが実情です。

 無駄な費用や自由な時間を奪われることなく、今まで通り何事もないごく平凡な日常生活を過ごしているうちは、 予防したことに対するありがたみなんて全く実感出来ませんが、失ってから初めてそのありがたみに気付かされるものです。

 しかし、契約書等の書面を専門家に依頼して作成してもらい、 証拠として残しておけばたいていのトラブルは未然に防ぐことが出来ます。

 書面を作成する際に多少の費用と時間を要しますが、後日当事者間の信頼関係が損なわれ、それが原因で身内なのに不仲になって疎遠になったり、 また顧客を失ったりした挙句に訴訟に進展してしまった場合のリスクを考慮すれば、 極めて僅少な費用とほんのわずかな時間といえます。

 このように、予防法務によって得られる利益は、失われる信頼関係や費用や時間よりはるかに大きいもので、 従来の”紛争が生じた後に紛争を解決し損害を回復する”という事後救済とは全く異なり、 近年、特に注目されている概念です。

病気に対して『予防は最大の治療薬なり』と申しますが、日常の出来事にも同じことが言えます。

 当事務所はその予防法務の観点から、 あなたのいつもと変わらない日常生活という何物にも代えることの出来ない掛け替えのない大切な時間や権利をお守りします。

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